【はつか大根(ラディッシュ)の栽培方法】はつか大根の育て方を種まきから解説!part1




家庭菜園

はつか大根(ラディッシュ)の栽培に挑戦してみることにした!

はつか大根(ラディッシュ)の育て方

はつか大根の育て方を軽く確認してから実際に栽培していこうと思う。

はつか大根は別名:ラディッシュというようだが、この記事では以降はつか大根で統一する。

 

はつか大根の栽培時期は8月下旬~9月中旬

はつか(二十日)大根っていうくらいだから収穫まで20日~30日くらいだ。(ただし寒くなってくると60〜80日かかる。)

本州だと9月に植えても余裕で育つが、北海道や東北の寒い地方だと9月だとちょっと育ちが遅い

(ちなみに俺は北海道のくせして9月24日に植えたもんだから成長が遅くて参った。北海道だと8月中に植えればすくすく成長する。)

時期が早ければいいかっていえば、そうでもない。あまりに早いと害虫の被害を受けてしまうから

地域によって種まきの時期を考える必要がある。

 

畑の準備

はつか大根の根は土の中に深く張るので、畑はできるだけ深く柔らかく耕す。

また堆肥などの有機物を1週間前くらいには入れて、土作りしとくのがベスト(1日前でも良いと思う。)

 

大まかな流れ

簡単に大まかな流れをまとめておこう。

  1. タネを多めに植える
  2. 双葉が出たら間引きする
  3. 成長してきたら追肥と土寄せをする
  4. 収穫

ってことで、間引きを1回だけ行う。

普通サイズの大根を栽培する際は2、3回間引きをすることもあるのだが、はつか大根の場合は1、2回で十分。(しかも最近の品種は間引きをしなくとも発芽率が良いものが増えてきたので1回でも問題なし。)

ちなみに2回間引きする場合は

双葉が出たとき」と「本葉が3〜4枚はえたとき」のタイミングだ。

間引きのコツは葉同士が重なり合わないようにやれば良い。

 

あと、追肥はチッソじゃなくてリン酸を使うこと。なぜかというとチッソは葉や茎の成長を促進し、リン酸は花や実、根の成長を促進させるからだ。

大根の葉を成長させても実(根)が成長しなければ意味がない。

ってことでリン酸をつかって追肥をする。さらに土寄せを行うことがポイント。その際、土を大根の葉まで埋めないこと。

 

あと最後に、根径(はつか大根の直径)が2cmくらいになったら収穫してしまうこと。

もったいぶってると「ス入り」という状態になる。

ス入り」とは中に空洞ができてスカスカになること。

 

机上の空論はこの辺にしてさっさと作業を始めたいと思う。

(実際はつか大根くらいだったら適当にやっても育つから大丈夫。)

 

はつか大根の栽培~畑づくり・種まき・間引き~

畑づくり

まずは畑を簡単に作っていく。

掘り起こして軽く肥料を蒔いて、雑草を取り除きつつ耕す。

 

これからも雑草取りが続くのはめんどくさかったので、今回はマルチを敷いてしまうことにした。

マルチの張り方については「【マルチの張り方】マルチを使って栽培!敷き方や注意点《雑草対策シート》」で説明している。

 

種まき

ではさっそく種まきをする。

はつか大根は暑さに弱いので種まきの時期は春先か、秋がベスト。

今回植えたのは9月24日。ちょっと遅めだが、なんとか育ってくれるだろう。

1つの穴に2、3粒まくのがベストだが、俺は調子に乗って大量に蒔いた。(※失敗。大量に蒔くとその分栄養が分散して成長が遅くなる。)

 

種まきから6日後

さて、種まきから6日が経過したのではつか大根の様子を見てみることにする。

芽が出てるかな~?

 

お?結構生えてる~~~~!!

 

大量に蒔いたから、大量に目が出るという結果に。

これは・・・はやく間引きしなくては。

 

種まきから2週間後

全体的にもしゃもしゃになってきた。

 

一か所にいくつも種を蒔いたから、芽が密集しておる。

 

所せまし。

 

間引き

このままでは成長が遅れてしまうので、「間引き」をすることにした。

間引きについては「【間引きとは】間引きのやり方を解説!《はつか大根の間引きを実際にやってみた!》」で説明している。

間引きをすると

こんな感じで1本伸び伸びしている。

 

畑全体で見比べてみる。

▼間引き前

間引き前はこんなモシャモシャだったのが

 

▼間引き後

かなりスッキリした!これで成長が期待できる。

間引きした後に、土を軽く根元の方に被せてあげる(肥料も上げる)と倒れるのを防止し、かつ成長がスムーズになる。

 

今後の成長については追記していこうと思う。

 

続き⇒「【はつか大根(ラディッシュ)の栽培方法】はつか大根の育て方を種まきから解説!part2

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