畑に苗植えをしてから2か月以上経過した。
比較的始めの頃に植えたイチゴに変化が出てきたのでお伝えする事とする。
いちご初収穫
想定していたものより、大きな実がなった。
さすがにこの状態で食べると甘くないだろうし、むしろ酸っぱくて美味しくないだろうから赤くなるのを待つ。
色がつくまでは何日もかからなかった。
良い色である。甘くするには、色がついてもすぐ収穫せず我慢すればよいみたいだ。
しかし、虫に食われてしまう事を考えたらすぐ取らずにはいられなかった。
第一号のいちごちゃんだ。
洗って妻と半分にして食べた。やはり味は少し酸味が利いていて、甘い!わけではなかった。
その後も2号が収穫された。大量のナスとピーマンと一緒に。
イチゴよりもナスがすごい。
ナスがここまで立派に成長した理由については、「ナスは剪定が必要!?/ブルーベリー初収穫!」にもあるがおそらく剪定をしたことや、肥料がナスに合ったものであったからだと思う。
ピーマンについても「ピーマン初収穫!~あまり膨らまず~【追記あり】対策したら膨らんだ!」の通り、大成功となった。
イチゴからツルが出てきた
イチゴの苗は一個しか植えていない。場所も落花生の間の少ないスペースに植えたため狭そうだ。
そんなイチゴに変化が現れた。つるが伸びてきたのだ(つた?)。
しかも小さい苗みたいなものもできた。調べたらこれを「ランナー」と言うらしい。
イチゴはこのように繁殖していくのだ。四方八方にツルをだし、放置していたらイチゴ畑が広がっていくのだ。
よく見ると、、、
根も生えてきている。すごい生命力だ。
これは切り離しても育つのでは・・・?
そんな疑問が出てきて、それをネットで調べることもせずにすぐに行動に移った。
イチゴ畑を作ろう!と。
イチゴ畑、開墾!
うちの一家は賃貸で一軒家を借りて住んでいる。庭はおまけ程度についているだけだ。
わずかな畑スペースは、ナス・ピーマン・落花生・枝豆・メロンなどで埋め尽くされている。
そのためイチゴを植え替えるにしても場所が見つからなかったが、一か所候補に挙がった。
灯油タンクの下だ。
だが問題点がいくつかある。
まずは日当たり。常に日が当たらないわけではないのだが、陽の角度によって当たらない時間が出てくる。
次に開墾するにあたり、灯油の線が出てきてしまう事。(これは浅く開墾することでカバーする。)
大きな問題といったら、以上の二つくらいであるが細かいことを言えば水やりがしづらい、だとか雑草を取り除く作業をしづらいといったことがあるけどしょうがない。
まあでも、日光も全く当たらないわけでもないし、灯油の線もなんとかなりそうなのであまり気にせずに開墾作業に移ることとする。
まずは雑草を除去する。
予想通り灯油の線が見えてきたので、あまり深く掘るのをやめた。
根っこがたくさん出てきたり、アリの巣がわんさかあったりしたが、比較的きれいに雑草を取り除けた。
この上に土を被せていく。
土づくり
イチゴなんてどんな土でも育つ。
確かに間違いではないのだが、イチゴは肥料が大事。ということで肥料を仕込みその上から堆肥をまく
また肥料やりすぎたが、まあいい。
次に堆肥を上からのせる。
この上にさらに培養土を入れて混ぜ混ぜしていく。
今回使ったのがこちらの培養土。
まあどこで買っても同じだから、ホームセンターから家まで重いもの運ぶのが嫌だ!という人はアマゾンで培養土買ってもいいし。
フカフカのベットのようだ。
うちの犬もこちらの様子が気になるようだ。
土づくりは完成して、次に苗を植えていく。
イチゴの植え替え作業
ふかふかの畑が完成したので、さっそくイチゴを植え替えていく。
まずは、四方に伸びていたツタをきった。
そして次に親株のイチゴをスコップでとった。根っこがすごい。
これらを新しい畑へ移動させる。
じゃじゃーん
一応俺なりに並べてみた。
全部で5つのツルが伸びていたのでそれを切って植えた。
あまり深く植えてしまうと葉に日光が当たらなくなってしまうため、深すぎず浅過ぎず。難しい。
まあ、とりあえず一段落だ。すくすく育ってほしい。
イチゴ植え替え、その後。
イチゴを植え替えてから3日程が経過したので、その様子をお伝えする。
パッと見たら、全部元気そうだが、そうではない。一つ一つみていこう。
ランナー1
完全に枯れそうだ。
植えるときにも実は思っていたのだが、このつるは根があまり出ていなかった。
枯れてなくなってしまうのは時間の問題だ。
ランナー2
こちらのイチゴ、なんと花が咲いた。植え替え成功といえよう。
ランナー3
こちらのイチゴも葉がシャキッとしているので成功だ。
ランナー4
こちらのイチゴは半分枯れかけてはいるものの、花が咲きそうな気配もある事から何とか生き延びたのではないか。
頑張れ!
ランナー5
こちらはチビイチゴではあるが、葉はしゃきっとしていて将来有望である。楽しみだ。
親イチゴ
また一段と大きくなってくれた。
新しい土地でもすくすく育ってくれて父さんは嬉しいよ。。
実が付いていたので収穫した。第3号と第4号である。
実に色がついてからしばらく放置していたので、やはり味に甘味がある。今まで我が家でとれたイチゴの中では一番おいしかった。
まとめ
今回の植え替え大作戦。大成功だ!!
作業時間は4,5時間で休日に行えばあっという間に終わる。
まだ、子株が小さいのですくすく育って実をつけてくれたら嬉しい。
とはいっても、もう8月に入ってしまったのであまり期待はできない。
来年はイチゴの豊作を願う。
イチゴパーティーだ!!(イチゴジャムを作ってヨーグルトに入れて食べるのが目標)
追記 平成28年8月15日(いちご植え替えから10日後)
イチゴ植え替えをしてしばらく経ったので、その後の状況を報告する。
全体的にいい感じに育っている。
親株からはイチゴがさらに5個くらい取れて順調だ。
一番心配していたのが、枯れて死んでしまいそうだったランナー1。
毎日しつこく水をあげていたら何とか生き延びた。よかったー。
ということで今年は親株からでたランナーたちから実がなることはないだろうけど、親株からイチゴがもう少し取れて終了するのかな?
越冬して来年も育つようなので来年に期待である。
続き⇒「【北海道いちご栽培2年目】ランナーが伸びて繁殖!水やりから肥料のあげ方、今年は豊作だ」
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