今回は大根(はつか大根)の間引きに挑戦した。
といってもそこまで手間取らなかったが、間引きのやり方とその様子を書き記しておく。
間引きとは
間引き(まびき)とは、いくつかの芽の中から「育ちの良い芽」だけを残して取り除いてしまうこと、だ。
間引きの意味について
間引きをすることによって、いくつかの芽に栄養が分配されてしまうところを「育ちの良い芽」だけに栄養を集中させることができる。
その結果、成長が速くなったり、実つきが良くなったり、味が美味しくなったりするわけだ。
(種まきで「発芽しない可能性を考えて2,3粒植えた」という前提がある)
間引きのやり方・手順
では間引きのやり方について見ていこうと思う。
実際に間引きをしてみたので、そちらを参考に説明していく。
今回間引きをするのはこちらの畑。
はつか大根がわっさわっさそだっている。
一か所に何粒も種を蒔いたために、ここまで密集してしまった。
このなかから良く成長している芽1つを残して摘み取っていく。
間引きのやり方については以下の3つの方法がある。
- 手で引っこ抜く
- ピンセットで抜く
- ハサミで切る
一番手っ取り早いのが「手を使って引っこ抜く」方法だが、(ピンセットを使う場合も)根から引っこ抜くので、残したい芽の根が絡まったりしていて、土が掘り起こされた感じになって影響が出ちゃう可能性がある。
なので俺がおすすめするのは「ハサミで不要な芽をきってしまう」方法だ。
つまり
こういう感じでハサミを入れて
チョッキンっと切ってしまう。
切った芽の根は残っているが、そのまま残しておいても全く問題ない。
もし手で抜いたとしても
こんな感じになる。
ハサミで切ったより見た目は綺麗だ。
さらに土で覆ってあげるようにすると倒れづらくなって良い。
※イメージ
この際肥料も軽くあげると、しっかりと成長する。
てな感じで、「手で引っこ抜く間引き」と「ハサミを使った間引き」を場所で分けてみた。
こちらが「手で引っこ抜く間引き」
「ハサミを使った間引き」
間引き後の畑の全体はコチラ
奥のゾーンが手で引っこ抜いた間引きゾーン。
手前のゾーンがハサミでちょんぎった間引きゾーン。
どういう風に違いが出てくるか楽しみである(多分一緒だと思うが)。
最後に
間引きは作物栽培においては大事な工程なので、適切な間引きを行い芽ををしっかり成長させよう。
実際に間引いたはつか大根の成長を綴ったのがコチラ「【はつか大根の栽培方法】はつか大根の育て方を種まきから解説!」
よかったら3年目の畑の様子もどうぞ。
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