畑生活が丸2ヶ月を過ぎた。(5月後半~)
今回は6月半ば(12日)に植えたピーマンの初収穫の様子を、それまでの過程を振り返りながらお伝えする。
苗植えた時点でデカかった
俺の行動が遅かったこともあり、購入したピーマンの苗はかなりデカかった。
植えてから1週間くらい経ったピーマンである。花がポツラポツラ咲いているのが分かる。
ピーマンなんて簡単に育つので、次は種から育ててみようかな。(苗にお金をかけるのはもったいない。)
実が付いた枝がポトっと落ちる事件
せっかく実がついたと思ったら、ある日畑をみるとピーマンの実が落ちていた。
これは悲しかった。
でも今思うと、ピーマンの実なんてバンバン出来るのでちょっとくらい実が落ちても気にすることはなかった。
ちなみにこの後も2,3個の実が落ちた。
実がでかくなってきた
地面に落ちずに頑張って生き延びたピーマンはどんどん大きくなっていく。
うちのツートップだ。(7月2日)
この頃から形が細いことを悩み始める。
ピーマンが膨らまない理由について考察してみた。
水不足
朝晩しっかり上げている。土表面だけではなく、地面にしみこませるように。問題ないはず。
日照不足
日当たりは良すぎるくらいだ。問題なし。
肥料不足
苗を植えた時に土の中に肥料は入れたが、後から肥料を追加する”追肥”なるものはしておらず、もしかしたら栄養不足で実が膨らんでいない可能性はある。
リン酸不足
ピーマンは土の成分”リン酸”が必要みたいだ。
俺はよくわからなかったので、うちの畑の土の3つの成分の割合を8:8:8にした。
よってそれがピーマンの実が膨らまない問題に影響しているかは不明だ。
土の事はめんどくさいから、あまり何も考えず畑作業したいものだ。
7月3日時点でも実は膨らまず。
食えないことはないので、原因究明はせずこのまま収穫することとした。
ついに収穫
こちらが7月7日のピーマンの苗3兄弟の様子。
かなりビッグになっている。
実もかなりデカくなっている。
本当は、大きくなる限界まで我慢して巨大ピーマンを作ろうかと思っていた。
(もしでかくなりすぎて枝が折れたり、ピーマンが激マズだったりしても、ブログ的には失敗談的に載せれるからOKなのだ。)
しかしこのピーマンツートップ以外にも小さいピーマンたちが育とうとしているので、それを見ると年寄りは早く引退して次世代に任せた方がいいのでは?と思うようになった。
ということで2日我慢したが、収穫決行!
形は完全にひねくれている。(7月9日)
そんなピーマンは食ってしまえ!
茎は残さずに、根っこから取り除く。
獲れた。
ついに収穫。
初陣にしてはしっかりとしたものが獲れたのではないだろうか。
ちょっと細いけど。
ちなみに収穫方法はハサミなどは使わずに、手でもいだ。
まとめ
ピーマン栽培は初めてであったが、成功したといっていいだろう。
とても育てやすくて手のかからない野菜だ。
課題としては膨らませる事であるが、膨らませなくてもおいしく頂ける。(チキンライスに入れた。うめー。)
こだわらない人は別に気にしなくてもいいと思う。
簡単に育つピーマンの苗を買うのはもったいなく感じたので、次にピーマンを栽培するときは種から育てて行きたい。
【追記 平成28年8月18日】ピーマンが膨らまない理由を検証し、対策を施した結果
8月になるとピーマンが次から次へとできてきた。(ナスもたくさん)
そしてこの1週間後、さらに獲れた。
すべてが膨らんでいるわけではないが、初めのころに比べると膨らんでいるのが分かるだろうか。
正直、膨らんでも膨らまなくても味は一緒だが見た目の問題だ。あと単純に表面積が増えるよね。
じゃあ何をやったらピーマンが膨らんだかってことだよね。
ピーマンに施した作戦
プロ(農家)のピーマン!とまではいかないが、人にあげるにしても恥ずかしくないくらいの大きさだ。大満足だ。
この記事の前半でピーマンが膨らまない理由をいくつか挙げたが、今回施した対策は2つ。水やりと肥料だ。
水やり
基本的には朝晩の2回だ。
土の表面だけではなく、土の中にしみこむように工夫した。
具体的に言うと、ジョウロでまず2回水をかけて、しばらく経ってから(30分くらい)もう1回ジョウロで水をかける。
なぜ分けるのかというと、最初の2回の水やりで一時的に土の表面に水がしみ込んで、もう水を吸収しない状態になっているからだ。
ちょっと時間を置くことによって土の中まで水かしみこんで、最後の1回の水やりがより効果的になる。
この方法で根気強く水やりを続けた。
※ちなみに今はホースを使って水やりをしている(家の外に水道が見つかったから)。チョー楽ちんになった。ホースは15mで十分だ。(うちの場合ね。)
肥料をあげる
実が大きくなるのに必要なのは、やっぱり肥料。
リン酸とかカリとか窒素とか、肥料の成分ってめんどくさくて嫌だなっていう人いると思うけど、ピーマンに関してはあまり深く考えなくていいのではないだろうかな。
割合「8:8:8」の肥料で十分!アマゾンでも売ってるし、ホームセンターでも売ってるよ、8:8:8は一番メジャーな奴。
俺はそれを程々に苗の周りにまいた。少し土に混ぜ混ぜしたり。
ここで注意する事は、肥料をあげ過ぎないこと。なんでもそうだけど、”適度に”だね。
3つの苗からどんどん収穫される
ピーマンの苗もナスの苗も3つずつ植えたけど、3つあれば4日置きくらいにナス・ピーマンともに5個くらい収穫できる。
この前はピーマン8個もとれた。
また家庭菜園の醍醐味で、「このピーマンはもうちょっと大きくしたいから、まだもがないでおこー」とか自分で自由に調整できるからいい。
あまり大きくなりすぎたら、味が落ちたり皮が硬くなったりするから注意が必要だけど、食べたいときに収穫していつでも新鮮なものが食べられるって最高。
今では収穫するピーマンを選ぶのも毎日の楽しみとなっている。
収穫したピーマンはあげたり、料理したり
獲れたピーマンは知り合いにあげたり、嫁がピーマンとナスの煮浸し作ったりして消費している。
ピーマンって結構料理に使えるからどんどん獲れても困らないんだよね。
後はBBQ(バーベキュー)するときに丸ごと焼いたりする。
丸ごと焼くとホックホクのピーマンが出来上がって最高に美味しい。中からピーマン汁が熱湯になって出てくるから注意なんだけどね。
以上、ピーマンについて。
ついでにサニーレタスの収穫
嫁からレタスとってきてとの指令があったので収穫する。
レタスはバンバン伸びていくので、気が付いたらふさふさになってる。
新芽を残すように収穫する。 1つのサニーレタスからこんなに獲れた。
もっと植えれば毎日新鮮なレタスを食べることが出来ていいな。
では!
コメント