枝豆は防虫対策をしないと虫が実をすべて食べてしまうという情報をゲットしたため、「ピーマン・ナスに添え木のやり方」に続いて急きょ防虫ネットを張る事とした。
今回は防虫ネットの張り方を見ていこうと思う。
防虫ネットを取り付ける時期・タイミングは?
虫に実を食われるってどういうことかっていうと、モンシロチョウみたいな蝶々が卵を産み付けて実の中にニョキニョキした幼虫が育つって事。
なので防虫ネットを取り付ける時期は5月~6月上旬くらいがベストか。
なるべく早い方がいいだろう。
苗を植えた時点で防虫ネットを張ってもいいくらいだ。
必要な物
- 防虫ネット
- アーチ形の支柱
以上のものが必要だ。
防虫ネット
防虫ネットを選ぶ際にチェックする点としては、網のサイズ、長さ、網の目の大きさだ。
幅を考えないと十分な高さにならない場合があるので注意が必要だ。
俺の畑はあんまり大きくないので幅は大して必要なく、長さも2メートルあれば十分であったため、幅1.35×長さ5mの防虫ネットを購入した。
5mだと長すぎるのでそれを半分に切って幅1.35×長さ2,5mが2つにした。
あと、もう一つのチェックする点として網の目のサイズだ。
俺は1mmの網を買ったが、それよりもっと網の目が小さいものが存在する。しかしちょっと値段が高いのでお金に余裕がある人はそれをお勧めする。
もちろん網の目が小さければ小さいほど虫が入れなくなるので虫の被害を防げるのだが、1mmで十分ではないか?と思っている。
ネットで買うと長さもたくさんの中から選べるのでおすすめだ。
アーチ形の支柱
防虫ネットをただ被せてもペタンとして作物に直接当たってしまうので、網をかける支柱が必要だ。
もちろんそういった支柱が存在していて、アーチ形の支柱またはトンネル支柱なんて呼ばれたりする。
防虫ネット買って、さらに支柱も買わないといけないのかと・・・とめんどくさく感じた方は、網と支柱一体型もあるので、そちらをお勧めする。
これだと一式そろっているので手間が省けるし、雑草をとるときも上から開くので便利である。
防虫ネットの張り方
まずは支柱から
枝豆だけをネットで覆う予定であったが、せっかく網が余るので落花生にも使うことにした。
等間隔に支柱を立てる。力は大して要らなかった。
追記:さすがにアーチ型の支柱が足りなかったので買い足す羽目になった。
網を張る
両側を少し掘って、その空いたスペースに網を入れ込み、土でふたをする。
心配であればその上から石でも置いておけば風で飛ばされる心配はないだろう。
そんなこんなで1時間弱かかった。
やってみて失敗したのは、サイズがデカすぎたため土に埋めるのが手間取った点だ。
つまり「サイズをぴったり合わせる事」が重要になる。
当たり前であったが、うまくできなかった。これは経験が必要だ。次は成功する自信はあるけどね。
ちなみに水やりはこのまま上からかけても問題なく作物まで浸透する。
ここで疑問に思ったことが3つある。
網をかけることによって生まれた疑問
まず1つ目の疑問。
疑問1:受粉はするのか
本来、虫があっちゃこっちゃ行き来して受粉すると俺は認識していたが、豆類の場合違うらしい。
なんと開花と同時に受粉するのだ。
花が咲く前のつぼみの中に自動受粉装置でもついているのか、かなり謎だがそういう仕組みになっているらしい。
よってネットを取り払う必要なない。
疑問2:雑草はどうやってとるのか
雑草についてはさすがにエスパーでもしない限り網越しに取ることはできないので、網をいったんとってから雑草を取り除く事になる。
これは非常にめんどくさいが他に方法がない。
なのでやはり網設置後に上部がファスナーで開く網と支柱一体型を買うべきであったか。
疑問3:追肥はどうやってやるのか
最後の疑問は枝豆の成長に深くかかわってくるであろう、栄養(肥料)についてだ。
追肥とは苗を植えてからしばらくたってから肥料を追加することで、作物によってはこれをするかしないかで立派なものになるかどうか決まるとか決まらないとか。
畑の先輩、俺のおばーちゃんに電話で聞いたところ「枝豆は肥料いらん」とのことで、おばーちゃんを信じて追肥はしないこととした。
よってネットを一旦取り払うことはしなくてよい。
(だが枝豆以外の作物であれば追肥が必要な場合があるから、それだと毎回防虫ネットを取って行うことになるので非常に面倒だ。)
以上で3つの疑問だが、モヤモヤが晴れてすっきりしただろうか。
我が畑の完成
長い戦いであったが、なんとかここまでこれた。我が畑の完成である。
これからも気を抜かず、毎日観察を欠かさず行い、初収穫に向けて頑張っていく!!
したらね、ドロン!
防虫ネットをした枝豆の様子はコチラ
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