どーも、今回は梅の剪定に挑戦していきたいと思う。
枝がどんどん上へと伸びて、毎年の楽しみの梅取りが大変になってきたからだ。
基本的には上に伸びる枝をちょん切ってやろうかと思っている(摘芯)
梅の木は剪定をうまくやれば実なりが良くなるようなので、それも意識して行う。
切る前にしっかり剪定方法を調べることにした。
梅の剪定方法
適当に切ればいいと思っていたのだが、ナスやピーマンやメロンとかと同じでちゃんと理由づけて切っていかないとだめらしい。
剪定時期
8月~10月くらいがベスト。
簡単に説明する。
「花芽」と「葉芽」というのがあって、「花芽」とはその名の通り花になる芽、「葉芽」とは葉になる芽だ。
「花芽」は花になった後、実になるのでもちろん残しておかなければいけない。逆に「葉芽」は切っても良い、という事だ。
なぜ8月~10月がベストかというと、10月には「花芽」がつぼみとなるからだ。
「花芽」と「葉芽」ってものすごく見分けづらくて、素人だと間違って「花芽」を切ってしまう。
(「花芽」はふっくらまるく、「葉芽」は少し細目)
だからハッキリわかる10月くらいまでに切ろうって話だね。
また時期が早過ぎるといけない理由はもう一個あって、「花芽」と「葉芽」のどっちになるかは7,8月にハッキリ確定するからだ。
もし確定しない6月とかに「花芽」を残して「葉芽」を切ってしまった場合
木が本能的に「葉が足らん!葉を増やさんくては!!」と判断し、「花芽」になりかけていたものが「葉芽」に変わってしまうというのだ。
という事で剪定時期は7,8月から10月までの間に行いましょうという話。
剪定方法
いくつかポイントがあるので、見ていこう。
内芽ではなく外芽を切ろう
枝の幹側にある芽を「内芽」、枝の幹とは反対側にある芽を「外芽」という。
切るのは「外芽」だけで「内芽」は切らない事。
「内芽」を切ると「徒長枝」というものが生えてくる。
「徒長枝(とちょうし)」とは、枝から上に向かって生える太い枝の事。「徒長枝」には「花芽」が付きづらく、また樹形を乱すため剪定する際は優先的に伐採する。
枝の切る場所
枝を切るときは、芽に被せて切ったり、芽のすぐ下で切らない事。
正しくは、「芽のすぐ上の部分を切る」。
内芽の上では切らない事。
徒長枝は根元から切る
「徒長枝」は根元から切る事。
中途半端に切ると、また「徒長枝」が生えてきてしまうからだ。
「徒長枝」は徹底的に伐採しよう。
不要枝をどんどん伐採していく
「不要枝」を伐採する。
「不要枝」とは「徒長枝」や「下り枝」、「立ち枝」のこと。
「徒長枝」は前述の通り。
「下り枝」は下に向かって生えている枝、「立ち枝」は真上に向かって伸びている枝のこと。
また、「内側に向かって生えている枝」も「不要枝」なので切っても構わない。
日当たりを遮る枝は切る
陽を遮る枝(内側に向かっている枝や立ち枝)は切る。
これらは日当たりを悪くし、他の枝の成長を阻む。
また日当たりが悪いと害虫が発生しやすくなるため、まんべんなく日が当たる様に意識して剪定しよう。
以上が基本的な剪定のやり方である。
では実際に切ってみれば、なんとなくわかってくる・・・はず。
梅の剪定に使う道具
手のこが一番安く済む。
でも楽さで言えば電動のこぎり。
電動のこぎりの充電式であればコードも邪魔にならず自由自在に使える。
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手っ取り早く業者に頼みたいという人もいると思う。
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畑もやっているので、もしよかったら見て頂ければと思う。
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