「畑状況報告!苗を植えてから2か月経過」の記事でも紹介したメロン。
あれからもどんどん成長してふさふさになってツルだらけになったので、それを整理する意味も込めて剪定作業を行うこととした。
今回はそのメロンの剪定方法について説明していく。
剪定とは
そもそも剪定とは何ぞやって話。
「ツルや葉を切って、養分を狙ったところに行くように調整すること」だ。
なぜ剪定をしなきゃいけないか。
剪定をしないとツルは伸び放題だし、実もでき放題。そうすると成長に必要な栄養が足りなくなって結果実が小っちゃくなったり味が美味しくなくなったりする。
だからメロン栽培には剪定は必須だし、スイカやナス、ピーマンについても同じだ。
剪定の仕方にはルールがあるので適当に切り落としていけばいいわけではない。栄養がいきわたるように、実がなりやすいように剪定していく。
メロン剪定のルール
やり方はもちろん俺が考えたわけではなくて、「はじめての野菜のつくり方」という本を参考にした。
[引用:はじめての野菜のつくり方]
ポイントをまとめるとこんな感じ。
- 親づるは5、6節目で摘芯。
- 子づるは3,4本伸ばす。
- 子づるは15~20節まで伸ばしてから摘芯。
- 子づるの6節目~12節目につく孫づるに実をつけさせる。
と言われてもパッとしないと思うから、簡単に説明する。
摘芯とは
親づるは5,6節目で摘芯ってあるけど、摘芯って何?って話だよね。
メロンを育て始めるとわかるんだけど、メロンってツルが伸びまくるんだ。
ツルにはメインの太いツル「親づる」があって、親づるから横に出てくるツルを「子づる」と呼び、子づるから出てくるのを「孫づる」と言う。
ツルには生長点っていう伸びるポイントが先っちょにあるんだけど、それをちょん切ればそのツルはもう伸びなくなる。
摘芯とは、「親づる・孫づる・子づる」等のつるの生長点をちょん切ること。
それが分かれば後は剪定のルールをしっかり頭に詰め込んでバンバン切っていこう!
剪定直後
剪定が無事に終わった。もしゃもしゃしていたため、実がなっている事に気づくのが遅れてしまっていた。
伸ばさなくていいツルが結構伸びていたりしたので、かなり無駄に養分が使われていたことになる。
あーもっと早くちゃんと剪定しとけばよかった!と今頃後悔しても遅い。
剪定は一週間に一回くらいは常にチェックして行いたいものだ。
ずいぶんスッキリしたが、ツル以外にも葉もとってしまったからだ。
ある程度残っているのでそこまで影響はないが、剪定で取り除くのはツルだけである。葉は残そう。
まだちっちゃいメロン
剪定したら出てきた実がこちら。
まだちっちゃい実だ。大事に育てていきたい。このとき発見したのはこの実ともう一つだけ。
写真の実は塀のアスファルトにつきそうになっているので塀の上に避難させることとした。
剪定から一週間後
剪定のおかげで実に養分が行くようになったのか、実がかなり成長した。
どうだ。
でかいだろ。
ソフトボールくらいの大きさになった。
そしてなんとこの実以外にもたくさん実がなった。(ミツバチ君ありがとう)
メロン4つも!一個の苗で4つもできちゃう?!
美味しくできたら最高だよな、がんばるぞー!!
それでは最後にうちの庭をご覧いただこう。
じゃんごー!
※追記 違う剪定の仕方も参考に
出典:野菜のつくり方
親づるを5,6節まで伸ばしてから摘芯。
その親づるから2本の子づるを伸ばす。
子づるの8節から12節の間でそれぞれ2個ずつ実を成らせる。
これで一株で4個のメロンが収穫できる。
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